実際の静大農学部生ってどんな感じ?
先輩や卒業生からのメッセージ、各教員の紹介を参考にして、静大農学部での「学び」のイメージをぜひ膨らませてみてください。
農学部では「農業」だけを学ぶわけではありません。これまで農学では、地球環境を守りながら科学技術や文化を発展させて、人類の生存と福祉に貢献することを目指してきました。農学の目指すものはSDGs(国連・持続可能な開発目標)のすべてに関係しています。
静岡大学農学部が立地する静岡県は、駿河湾の深海から富士山や南アルプスの高山まで、多彩な自然環境にめぐまれています。そのなかで、静岡大学農学部では、生命の循環に根差した技術の開発・社会実装についての学びを提供しています。
一年次では、総合大学の強みを活かした多様な視野をはぐくむ科目と、農学を学ぶために押さえておきたい基礎科目を学びます。特徴ある科目として、グループに分かれてプロジェクト研究を行う「フィールド科学演習」があります。二年次からは、専門性の高い科目を学んでいきます。三年次後半には、研究室に所属して、研究活動を通してさらに専門性を磨きます。
静大農学部であつかう専門領域は極めて多彩です。学生が農学の広い視野と専門性の両方を身に着けるために、基礎から応用まで充実した教育を行います。単に机に座って勉強するだけではありません。農学部では、講義の内容に連動した実験や実習を体験しながら、さまざまなスキルを習得する機会があります。例えば、藤枝フィールド(藤枝市)に実習農場、天竜フィールド(浜松市)と南アルプスフィールド(川根本町)に演習林、用宗フィールド(静岡市)に臨海施設があり、これらを活用した実験実習が行われています。
先輩や卒業生からのメッセージ、各教員の紹介を参考にして、静大農学部での「学び」のイメージをぜひ膨らませてみてください。