応用生命科学科の西村直道教授は、摂南大学、㈱病理学研究所と共同研究で、食事由来のコバルトが腸内細菌によるビタミンB12およびその類縁体の生産を後押しし、大腸にコハク酸が貯まるのを防ぐことで、腸内発酵の流れを進みやすくすることをラットを用いた試験で明らかにしました。本研究は、腸内細菌が作り出すビタミンを介して発酵の流れが調節される新たな仕組みを示すものであり、食事成分を通じた腸内環境制御への応用が期待されます(下記のリンクからさらに詳しい解説をお読みいただけます)。なお、本研究には静岡大学農学部の学生と教員も共同で参画しました。
雑誌: British Journal of Nutrition
題名: Dietary cobalt suppresses starch-induced succinate accumulation via colonic synthesis of vitamin B12 and its analogues in rats
著者: Chihiro Yamada, Tomoki Umeda, Takahiro Kawase, Takamitsu Tsukahara, Ryo Inoue, Yui Komaba, Hiroto Yamashita, Takashi Ikka, Chikara Kato, Shingo Hino, Naomichi Nishimura* *責任著者
DOI: 10.1017/S0007114525106156


