研究トピック

【論文掲載・小川 敬多 助教】木材の曲げ性能を簡易的に表す特性値の考案

里山復興が注目されている現在、森林所有者が「自身の山にある木はどれくらい強い?」という興味を持つことが増えてきました。しかしながら、力学的性能の評価は複数の特性値で行われるため、一般の方々からは性能の大小の判断が難しいのが悩みでした。
 そこで、本研究では曲げ試験で得られる複数の特性値について、主成分分析により特性値を縮約を試みました。これにより、一つの数値の大小だけで木材のおおよその力学性能を判断することが可能になりました。
 力学性能の評価評価方法を簡便にすることで、専門家・非専門家を問わず、気軽に木材の力学性能について議論できるような機会作りにつなげます。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jwrs/70/3/70_83/_article/-char/ja

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