生物資源科学科の小島陽一教授、小堀光准教授らの研究グループは、Forest Products Journal誌に、セルロースナノファイバー(CNF)を接着剤として利用した合板の開発に関する論文を掲載しました.本論文では、化学的に合成された接着剤を一切使用しない100%天然資源から構成される木質材料の開発の一環として合板へのCNF利用の可能性を検討しました.石油資源由来の原料を一切使わずに木質材料の開発を行ったこの研究成果は循環型社会構築の礎となります.本研究は、2022年度修了生の大野友豪さん (農学専攻生物資源科学コース・木質バイオマス利用学研究室) が注力した成果になります.
https://fpj.kglmeridian.com/view/journals/fpro/75/3/article-p251.xml