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【論文掲載・小川 敬多 助教】木質釘接合部の耐力推定理論の精度を検証

降伏耐力は構造物の設計において重要な特性値の一つです。木材と木質面材料の釘接合部の降伏耐力を推定するには,世界的な有名な理論であるヨーロッパ型降伏理論(Johansen Yield Theory)があります。ただし,この理論に用いる材料特性値によって,推定精度が異なることが懸念されていました。本研究では豊富な接合部データを収集し,材料特性値の算出方法と推定精度との関係を明らかにしました。

小川敬多,小林研治:木材と木質面材料の釘接合部の降伏耐力におけるヨーロッパ型降伏理論の推定精度-部材特性値の算出方法と推定精度の関係-.木材工業,79(10):376-382,2024

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