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静岡大学と静岡県農林技術研究所森林・林業研究センター及び中日本合板工業組合は、9月28日、早生樹の試験研究及び技術開発に係る連携・協力協定を締結しました。

締結式は、静岡県庁しずおか情報ステージで行われ、関係者が見守る中、荒生安彦静岡県農林技術研究所森林・林業研究センター長、内藤和行中日本合板工業組合理事長、鳥山優農学部長が協定書に署名しました。

同協定は、静岡大学と静岡県農林技術研究所森林・林業研究センター及び中日本合板工業組合が、早生樹の試験研究及び技術開発を推進することにより、森林・林業・木材産業の成長発展を図るとともに、2050年カーボンニュートラルに寄与する「グリーン成長戦略」を実現することを目的に、早生樹の育種・育林方法及び早生樹製品(合板、集成材、製材等)の性能評価に関する連携・協力を進めて参ります。

スギやヒノキは伐期が50~60年とされる中、早生樹は10~25年で伐期を迎えることから、生産サイクルの短縮化やコスト低減を可能にする樹種として、合板利用に向けた研究が重ねられてきました。この度の協定締結により、実用化に向けた技術開発を加速させるとともに、研究を通じて業界の課題解決への取り組みにも後押ししていく予定でおります。

左から、荒生安彦センター長、内藤和行理事長、鳥山学部長
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