ニュース

学生が松崎町で報告を行った『高齢者の居場所づくりに大切な事』の様子が静岡新聞と伊豆新聞で紹介されました

静岡大学農学部園芸イノベーション学研究室(教授:松本和浩)の学生一同は、2018年度より松崎町の「伊豆松崎であい村 蔵ら」に定期的に出向き、代表の青森千枝美氏をはじめとする高齢者のワーカーズコレクティブとしての働き方を取材してきました。(令和3年度は静岡大学の主催する「地域連携応援プロジェクト」として活動に取り組みました。)

「蔵ら」は、手造りの手芸品の展示・販売 、ランチの提供を行う地域高齢者主体の団体です。しかし、2020年度以降のコロナ禍により休業を余儀なくされました。存続が危ぶまれる中でも、蔵らのメンバーは営業再開への希望を失うことなく、意欲的に再開準備を続け、蔵らを心のより所とし、昨今の活動再開に繋げました。

危機的な状況においても地域高齢者の居場所であり続けた秘訣を探るべく、学生一同は、修士2年の中込光穂をプロジェクトリーダーとし 、 青森氏や蔵らの活動メンバーへのインタビュー調査やアンケート調査を重ねました。

この度、これらの成果をまとめた論文「コロナ禍の休業の判断にみる高齢者の居場所作りに大切なこと -伊豆松崎であい村蔵らを事例に-」が 、 日本地域政策学会が発行する査読付き論文誌「日本地域政策研究」に掲載されたことから、松崎町において報告会を青森千枝美氏はじめとする蔵らのメンバー、松崎町長、副町長、教育長、一般町民の前で行いました。 その様子が静岡新聞および伊豆新聞に掲載されたことから、転載許可をいただいた2紙の紙面を掲載します。

静岡新聞 2023年4月22日朝刊14面(掲載許諾済)
伊豆新聞 2023年4月24日3面(掲載許諾済)

論文「コロナ禍の休業の判断にみる高齢者の居場所作りに大切なこと -伊豆松崎であい村蔵らを事例に-」全文

伊豆松崎 であい村 蔵ら

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次