ニュース

2021年度認定者に対する『農業環境リーダー認定式』を行いました。

 静岡大学農学部では葵区梅ヶ島大代地区営農委員会と提携し、「農業環境演習」を開講しています。この演習では、学生は3年間の時間をかけて地区と関わり、その課題をそれぞれの視点で捉え、問題解決に向けた実践を行います。この取り組みは、2007年に教育機関としては初めて静岡県の「一社一村しずおか運動」に認定されました。
 演習の履修生は3年間の取り組みを通して地区の方々の信頼を得て、リーダーシップを発揮しながら課題に対する解決策を実践します。その内容を地区住民、行政関係者、演習修了生(農業環境リーダー)が審査し、中山間地域ならびに農業・農村の維持・発展に取り組むための基礎的な能力や姿勢を身につけたと評価された学生が、「農業環境リーダー」に認定されます。
 2023年1月12日には、静岡大学農学部において2021年度認定者に対する「農業環境リーダー」認定式が行われ、新たに農業環境リーダー7名に認定証が渡されました(2021年度認定者は9名)。新型コロナ感染症対策のため、認定から約1年後で学内関係者のみによる認定式になりましたが、認定証を手渡した鳥山農学部長からは、今後の活躍に期待する祝辞が送られました。
 なお、「農業環境リーダー」は、2009年度に初めの認定者を出し、今回を含め104名の修了生が認定されています。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次