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【論文掲載・小島 陽一 教授、小堀 光 准教授】ハイパースペクトルイメージングを用いたストランドの接着剤塗布分布の評価に関する論文

生物資源科学科の小島陽一教授、小堀光准教授らの研究グループは、The Journal of Adhesionに、ハイパースペクトルイメージングを用いたストランドの接着剤塗布分布の評価に関する論文を掲載しました。
エレメントに接着剤を塗布してマット成型を行う木質材料では、エレメント表面に接着剤を均一に散布することが重要です。本論文では、ストランドボード製造において接着剤添加率とストランド厚さを変化させた場合の、ストランド表面の接着剤分布をハイパースペクトルイメージングによって定量的に評価しました。さらに、接着剤分布のばらつきとストランドボードの物性の関係について考察しました。本研究の一部は令和2-4年度静岡県先端企業育成プロジェクト事業化推進助成事業による支援を受け、「静岡県産材を有効活用した超薄厚エレメント木質ボードの開発」(代表機関:株式会社ノダ)の一環として実施しました.本論文は、2024年度修了生の秋元 望さん (農学専攻生物資源科学コース・木質バイオマス利用学研究室) が注力した成果になります.

Akimoto, N., Kojima, Y., Ishikawa, H., Morizumi, Y., & Kobori, H. (2025). Evaluation of adhesive application of phenol-formaldehyde resin on strands of different thickness and resin levels using hyperspectral imaging. The Journal of Adhesion, 1–13.

https://doi.org/10.1080/00218464.2025.2586053

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