2013年12月25日に静岡市立高等学校の生徒15名が静岡大学農学部応用生物化学科生物工学研究室に見学・体験実験を行うために来訪しました。上記に示した日程で高校生の体験実験を執り行いました。
① 研究室紹介
研究室紹介として本研究室の教授である朴龍洙教授が本研究室の紹介を行いました。本研究室で研究対象として扱われているカイコの一般的な知識、産業としての歴史、生物工学的な観点から見たカイコの利用方法、本研究室での研究内容を高校生に対して紹介していただきました。
② カイコの解剖
朴教授の研究室紹介の後、高校生には実際にカイコの解剖を行って頂きました。GFP発現カイコの解剖を行い、脂肪体を回収した後、回収した脂肪体にUVを照射しGFPの蛍光を確認しました。
③ 体験実験
昼食をとった後、体験実験を行いました。体験実験としては、DNAに関する実験、タンパク質に関する実験の2つに分けて行いました。DNA関連の実験として、大腸菌からのプラスミド抽出、コロニーPCRを、タンパク質関連の実験としてはSDSPAGE、ウエスタンブロットを体験して頂きました。