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カイコの糖鎖工学(宮崎)

カイコの糖鎖工学(宮崎)

概要

昆虫やその培養細胞は、我々哺乳動物に近いタンパク質翻訳後修飾(糖鎖修飾、リン酸化など)機能を有しており、翻訳後修飾能に乏しい大腸菌を宿主とした組換え発現が難しいタンパク質でも、機能を有する組換えタンパク質を得ることが可能です。我々ヒトのタンパク質の半数以上は糖タンパク質であると考えられており、その糖鎖が正常な機能の発現に重要であることが知られており、医療用に開発されているバイオ医薬品の多くは糖タンパク質です。しかしながら、昆虫とヒトではその糖鎖構造が異なることが大きな問題となっています。我々の研究グループでは、昆虫細胞やカイコで発現させた糖タンパク質の糖鎖構造を改変する技術の開発を行っています。また、ヒトの糖鎖生合成に関与する酵素と類似するタンパク質の遺伝子がカイコにも複数見出されているため、その機能解明も目指しています。

関連論文

Kato et al., Sci. Rep., 7, 1409 (2017)

Miyazaki et al., J. Biosci. Bioeng., 126, 15–22 (2018)

Miyazaki et al., J. Biosci. Bioeng., 127, 273–280 (2019)

詳しい研究内容は、宮崎(miyazaki.takatsugu★shizuoka.ac.jp)まで、お問い合わせください。

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SAMPLE
グリーン科学技術研究所グリーンケミストリー研究部門 生物工学研究室